【体験記②】うつ病で1年10ヶ月休職した記録|9ヶ月目からの感情の波と回復の兆し

うつ病体験記

はじめに:この記事は後編です

この記事は【体験記①|診断から半年までの記録】の続きです。
私はうつ病とパニック障害の診断を受け、1年10ヶ月の休職を経験しました。

今回はその後半、9ヶ月目〜復職前までの記録です。


【9ヶ月目】小さな趣味と社会復帰への不安

  • 大人の塗り絵をはじめる(スクラッチアートなど)
  • リワーク(月2回)に通い始める
  • ディズニーに行けたが、その反動で寝込む
  • 上司に「きっと意味のある時間になるよ」と励まされる

【10ヶ月目】カウンセリングの変化と葛藤

  • カウンセリングで少しずつ考え方が変化
  • メルカリをはじめて断捨離と収入が両立
  • ヨガを再開
  • まだ毎日「死にたい」と思っていたが、「やめたい」とも思っていた

【11〜12ヶ月目】消えたい気持ちと過去のフラッシュバック

  • SNSを全削除し、人と距離を取る
  • 外見は普通に見えても「死にたい」が消えない
  • 過去を思い出して、発作や吐き気が続く
  • 年末年始のイベントや集まりに行けなかった

【13ヶ月目】障害者手帳と体調管理の模索

  • 職場との連絡はすべてメールに切り替え
  • 障害者手帳を取得
  • 市民プールで軽く体を動かす
  • ディズニーには行けるけど、日常には戻れない葛藤

【14〜15ヶ月目】また深い闇の中へ

  • 「死にたい」が2日に1回レベルで来る
  • 暗い本にハマり、横になって過ごす日々
  • 外出できず、腰を痛めるほど寝込む
  • 気持ちの浮上がなく、孤独に包まれる

【16ヶ月目】突然の掃除熱と過去の整理

  • 家中の「過去を思い出す物」を捨てる
  • 整理したらまた動けなくなり、寝込む
  • 横になりすぎて腰を痛めるが、心は少しスッキリ

【17〜18ヶ月目】躁状態と人生のヒントとの出会い

  • 東京ドームのコンサートに複数回行けた
  • 買い物依存症のようになり、薬を処方される
  • 恋愛に終止符を打つ
  • 本『私の不幸がひとつ欠けたとして』に出会い、「私のストーリー」に向き合い始める

【19〜20ヶ月目】希望と不安の混在

  • ディズニーやコンサート、親戚の集まりに参加できるように
  • でも帰宅後は「死にたい」が再発
  • SNSを再度削除
  • 「いつか仕事に戻らなきゃ」という焦りが強くなる

このあたりから、ようやく「復職をしてもいいかな」という気持ちが少しずつ生まれてきます。
でもそれは、「もうどうにでもなれ」という開き直りと、「いつでも辞めてもいいや」という気持ちの両方があったからかもしれません。

後半では、復職準備と休職中の工夫・後悔したことを詳しくご紹介します。


▶︎【前編はこちら】
【体験記①】うつ病で1年10ヶ月休職した記録|診断から半年までの毎月の気持ち
https://rtms-utsu.com/●●(前編記事URL)

▶︎【次の記事:やってよかったこと・復職準備編】(準備中)

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